先日ハスクバーナの薪割り斧を購入し使って見ました。
なぜこの斧を選んだのかはこちらをお読みください。
今回は前回まで使っていたバーコのスプリッティングアックスとハスクバーナクサビ打込用薪割り斧を詳しく比較をしてみたいと思います。こんなデカい斧買おうかと思ってる人も珍しいと思いますが笑
【バーコ】スプリッティングアックスと【ハスクバーナ】クサビ打込用薪割り斧比較
メーカー表記スペックの比較
BAHCO スプリッティングアックス | ハスクバーナ クサビ打込用薪割り斧 | |
長さ | 90cm | 82cm |
ヘッドの重さ | 3.5kg | 2.5kg |
柄の素材/比重 | とねりこ/0.76 | ヒッコリー/0.75〜0.83 |
ヘッドカバー | なし | あり |
値段 | 約9,000円 | 約11,000〜12,000円 |
単純なスペックの比較ではバーコの方が柄が長くヘッドも重いので破壊力があると思います。ハスクバーナのクサビ打込用薪割り斧の柄素材ですがヒッコリーはホンヒッコリーやペカンヒッコリーなど種類があるらしくどの種類が使用されているか分からなかったので0.76〜0.83としています。また大きな差としてはヘッドカバーの有無ではないでしょうか?収納時や持ち運び時にはやはりカバーある方が安心です。
詳細スペックの比較
実際にメジャーで計測してみました。おおよその長さだと認識してもらえるといいと思います。
ここで大きな違いとしては柄から歯までの長さです。薪割り中に木に歯が食い込んで割れなかった場合、歯から柄までの長さが長い方が柄へのダメージが少ないと思います。バーコ10cm、ハスクバーナは13cmですがこの違いは大きい違いではないでしょうか?
歯の幅はほぼ同じやはり破壊力を追求すると6〜7cmが薪が割りやすいサイズになると思います。
ヘッドの部分の詳細な比較
ヘッド部分はバーコが19.5cmとハスクバーナが24cmとハスクバーナが長いです。ただ幅はハスクバーナのクサビ打込用薪割り斧がかなり薄く作られています。4.5cmはかなり薄いんじゃないでしょうか?クサビとして打ち込むならハスクバーナの方が使い勝手が良さそうです。ヘッドのお尻部分はバーコが5cm×5cmとハスクバーナが3cm×4cmとなっています。
実際の使用感
使用感ですが主に広葉樹の薪割りを想定して書いています。杉など針葉樹ならどちらの斧でも気持ち良くパコパコ割れるでしょう。
BAHCO スプリッティングアックスの使用感
3.5kgは重いです。腕に力がないと打ち込み時に安定せず危険。女性なら余程力に自信がないと無理だと思います。あとめちゃくちゃ疲れます!笑 全力で振り回すと体力がないとすぐに息が上がってしまいます。ただ破壊力は抜群。径の大きい薪でもパコパコ割れます。重いヘッドで勢いで割るイメージです。購入時、歯は手で触っても大丈夫なくらい鈍刃です。少し研いで使う方が薪割りしやすいと思います。
Husqvarna クサビ打込用薪割り斧の使用感
2.5kgとヘッドが1kg軽くなると手首が安定して狙いが定めやすくなります。一撃での破壊力は劣るもののヘッドの幅が細い分食い込んでいきます。大きい薪も同じ所に数回打ち込む事でだんだんと割れてきます。力も全力じゃなく70%くらいの力で使えるので疲れもマシです。歯は最初から研がれていてすぐに使用しても問題ありません。
【バーコ】スプリッティングアックスと【ハスクバーナ】クサビ打込用薪割り斧比較まとめ
それぞれの特徴を表にしてみました。
BAHCO スプリッティングアックス | ハスクバーナ クサビ打込用薪割り斧 | |
薪割り能力 | ◎ | ○ |
疲れ | × | △ |
使い勝手 | ○ | ◎ |
総合評価 | ○ | ◎ |
薪割り能力としてはスプリッティングアックスの方が高いものの総合的にはハスクバーナのクサビ打込用薪割り斧が使いやすいかなという印象です。体力の問題があるのでヘッドが3.5kgは大変です。1時間も薪割りをしていると握力がなくなり息が上がり足の踏ん張りが聞かなくなってバテてしまいます。大きい斧を扱うのでバテてしまうのは危険。体力自慢の方なら3.5kgもありだと思いますが普通の方ならヘッドは3kg以下がいいと思いました。(私は180cm80kgですが3.5kgは大変です)
これから薪割り用の大きい斧を買おうかと検討されている方はどんな木に使用するのか?また体格や体力も考慮して購入されるのがいいと思います。今回の私の記事が少しでも参考になればと思います。
オススメの大きい斧
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