先日キャンプに行きたいという同僚から「どのテントがいいの?」という相談を受けました。よくよく話を聞くとテントさえあればキャンプに行けると思っていたみたいで家族で行くからとりあえずデカいテントを買おうと思うとの事。タープは?と聞くと「雨の日は行かないから要らないよ」という事でした。
タープは必要ない!?
キャンプと言えばテントと思うかも知れませんが私の個人的な意見としてはタープの方が重要だと思っています。キャンプでご飯を食べるのもくつろぐのもリビングスペースになります。ほとんどの時間をリビングスペースで過ごす訳です。したがって暑い日差しを防げるたり風を避けたり雨を凌いだりとタープは重要な役割だと言えます。
私がキャンプに行ってリビングスペースを青空の下に設定して快適に過ごせた事の方が少ないです。青空に下はとても気持ちいいです。開放感もあり自然を満喫出来る事と思います。ですが青空の下で過ごせる気持ちのいい時間はほんの少しです。多くの場合、日差しがきつくなり「暑い!ご飯食べてられない!」となったり晴れの予報だったのに雨が降って来たりと自然はそんなに甘くありません。絶妙の天気、気候じゃないと青空の下は厳しい環境です。
リビングスペースは重要だがタープに拘る必要はない
青空の下は厳しいとは言いましたがリビングスペースが確保出来ればいいのでタープに拘る必要はありません。例えば私ならサーカスTCでソロキャンプに行く時はほとんどタープは持って行きません。なぜならテント内にリビングスペースを確保出来るからです。
テント内にリビングスペースと寝具(コット)で十分に快適なキャンプが可能です。サーカスTCに薪ストーブをインストールすればテント内で調理も可能。冬の寒さが厳しい時期でもテント内に居ればパーカー1枚でぬくぬくで過ごせます。サーカスTCをリビングスペースも含めて使おうと思うとやはり家族4人では狭いと思います。ソロキャンプや息子と2人なら十分なんですけどね。4人家族で使う場合はやはりタープが必要になります。
他にも前室を跳ね上げ出来るテントもあります。この使い方も人数制限はありますがわざわざタープを貼る手間がかからずリビングスペースを確保出来るのでテントに前室があるひとは跳ね上げてリビングスペースにするのも1つの手ですね!俗にいうお座敷スタイル。私の持っているヴォルトは前室を跳ね上げ出来るので息子と2人ならこのリビングスペースで十分ご飯を食べたりくつろいだりが可能です。
季節や天候、人数でリビングスペースを考えよう!
冬のソロキャンプはサーカスTCをリビングスペースにすると言いましたがリビングスペースを考える時は季節(温度)や天候でどんなリビングにするのかを考える必要があります。
冬のソロキャンプはサーカスに薪ストーブでぬくぬくです。
1人だとこのテントで実に快適です。料理も薪ストーブで完結するので引きこもりキャンプになってしまいますが笑
夏の虫が多い時期のファミキャンならスクリーンタープで虫の侵入を完全にシャットアウト出来ます。
上の子が虫嫌いなので完全に虫が入ってこないスクリーンタープはとても便利。私が使っているのはQUECHUA (ケシュア) キャンプ リビングスペース シェルター HIKER’S CAMP M – 8人用です。4人家族ですが中に机を置きクーラーや荷物を置けばちょうどいい広さです。
気候のいい時期ならオープンタープがおすすめ!
開放感がありいかにもキャンプしてる!という感じがして私はとても好きです。キャンプの王道ですね!
大人数なら大型のスクリーンタープやシェルタータイプもいい!
大人数なら普通はオープンタープを選びがちですがオープンタープに限らず色んなリビングスペースを考えるのもいいです!コールマンのパーティーシェードやDODのロクロクベースもおすすめ!
DODホームページより
リビングスペースは個性が出るところ!
リビングスペースはサイトの一番個性が出るところでもあり考えていて一番楽しいところ!
一緒にキャンプに行く人を想像してどんなリビングスペースでどんなキャンプをするのか?自分のスタイルを考えてキャンプしましょう!
まずはリビングスペースを考えてデイキャンプへ!
キャンプの初心者の方、初めてキャンプに行く人はデイキャンプから始めましょう!
まずは美味しい料理を作って美味しい空気を吸って自然の開放感を感じてください!
もちろんデイキャンプに行くのにタープを買う必要はありません。最初はレンタルで十分。
往復の送料も無料でテーブル、椅子、タープがついてこの値段。家族でお試しでデイキャンプに行くには十分だと思います。
コットコットさんはレンタルでテントを借りる時にアフター購入を希望してしていればレンタル後、気に入ればそのまま購入する事も出来、初めての方も大きさや使用人数なども試験的に体験する事が出来るのでおすすめです!
リビングスペースも自分のスタイルを見極めて!
キャンプに正解も不正解もありません、キャンプ場のルールを守って周りに迷惑をかけなければそれぞれがそれぞれのスタイルで楽しむものです。安いテントだから恥ずかしい事もないし、高いキャンプギアだから凄いなんて事ありません。自分の思うように自分の予算で自然を楽しめればそれがキャンプだと思います。
同僚にもタープはあった方がイイよーと言ったのですが渋っていたのでコールマンのタフオープン2ルームハウスとヤドカリテントを紹介しました。
どちらもタープの機能がテントに付属しておりタープがなくても快適なリビングスペースを確保する事が出来ます。
皆さんも自分にあったリビングスペースを考えてテントやタープを購入されることをおすすめします。
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