7日家族でデイキャンプに行きました!子供たちと川遊びをしていた時に背中に痛みが…チクッ!っというか背中をつねられた感じがしましたが特に気にせず遊んでいました。1時間経った頃、右手の甲と左膝に痒みが出て来ました。蚊に刺されたかな?と思いサイトに戻ってかゆみ止めを塗りました。
時間が経つとどんどん酷くなる
帰ってからお風呂に入る時に背中も刺されている事に気がつく。ラッシュガード着てたのでまさか刺されるとは思っていませんでしたがラッシュガードの上から刺されていました。その日は家にあったリンデロンVG(ステロイド、抗生物質)の軟膏を塗って寝ましたがとても痒かったです。
次の日、刺されてから約30時間後、左膝と右手がパンパンになる。Twitterで呟くと皆さんから心配のお声をかけて頂きありがとうございました。この時『これはブヨ?かも』と思い始めました。あまりにも刺されたところが酷かったので仕事終わりにCTを撮ってみました。虫刺されでCT撮る人はいないですが炎症が強かったので何か写るかもと笑
左右比較すると矢印のところの皮膚が肥厚して周りに炎症が見えます。下の皮下脂肪にまで炎症が及んでいますね^^同僚と虫刺されでもCTに写るんだなーと笑っていられたのもこの日まででした。
次の日、膝が腫れて曲げられない!
痒みもすごくずっと冷やしてないと我慢できないくらいになって来ました。流石にこれは困ったという事で今日、近くで評判のいい皮膚科を受診しました。
行く途中は膝曲げれないのでこのまま行きました笑 左で良かったw
少し話をしただけで先生は「これブヨです!めっちゃ腫れてますねぇww」って「一緒にいた子供は刺されなかったのなら名誉の負傷ですよ!良かった良かったww」ってめっちゃ明るい先生。いや、先生。俺は刺されてるので良くはないよと内心ツッコミを入れつつこの先生なら色々教えてくれそうだ!と色々教えて頂きましたのでまとめます。
皮膚科医に聞いた虫刺されの対処方法
アブとブヨ違い
先生がおっしゃるにはアブは基本的に高原や牧場などに多いそうでブヨは清流に多いそうです。
これはブヨの生態に関係があって
幼虫は渓流の岩の表面や水草に吸着し、3~4週間で口から糸を吐きそのまま水中で蛹になり、約1週間ほどで羽化する。春から夏(3月~9月)にかけて活発に活動する。黒や紺などの暗い色の衣服や雨合羽には寄ってくるが、黄色やオレンジなどの明るい色の衣服や雨合羽には比較的寄ってこない。wikiより
なので水遊び中はブヨに気をつけないといけないのに私は川辺で黒のラッシュガードを着てました。そりゃ刺されるわ…子供たちは黄色とオレンジの蛍光のライフジャケット着てたので無害だったのかもしれません。川遊びする時は派手な服で遊びましょう!!
刺された時にも違いがあるそうでブヨはチクッ!とするだけですがアブはハチと同じぐらい激痛があるそうです。
腫れる範囲ですがアブは限局的に腫れるがブヨに刺された時は広範囲に腫れるそうで今回の私の状況、症状からブヨに刺された人の典型的な例なんだとか…
痛みや腫れる範囲はアブとブヨの刺し方で違いが出るのでは?という事でした。勉強になるなぁ笑
後、ブヨは症状が2、3日後と言われているのは症状が一番悪化するのが2、3日後だそうなので水辺でチクっと刺されたらブヨを疑いましょう!
アブ | ブヨ | |
生息地域 | 高原、牧場 | 清流の近く |
刺された時の痛み | 激痛 | チクっとするだけ |
腫れる範囲 | 限局的 | 広範囲 |
症状の出方 | 数時間後 |
最初は痒み 2、3日後に悪化 |
刺された時の初期治療は?
刺された時はまずは流水で流すべきだという事でした。その後消毒をする。これは刺し傷から感染症を防ぐためです。虫刺されから蜂窩織炎になったりする事もあるそうです。患部が綺麗になったらステロイド入りの軟膏を塗るのが初期対応の正解だそうです。皮膚科の先生は虫刺されには強力なステロイドを塗るそうです。限局的に一時的な使用なのでステロイドの副作用の心配もないという事でした。基本的に子供にも同じで処置で大丈夫だそう。
という事でキャンプ好きをアピールして最強クラスⅠ群のステロイドを処方してもらいました。次回から刺されたら塗るといいですよ!と。
デルモベートクリーム!なんかハリーポッターの敵みてぇな強そうな名前ですが皮膚科の先生おすすめの軟膏です。これキャンプに絶対持って行こう!
みなさんが気になるであろうポイズンリムーバーについても聞きました。
「全ての虫刺されにはっきり効果があるとは言い切れないがハチやムカデ、ヘビなど毒を注入してくる害虫には効果がありそうという事でした」少しでも注入された毒を吸い出す事が出来れば症状は緩和されるみたいです。
先生が全ての虫刺されに効果が不明だと行ったのはアブやブヨは基本的にアレルギー症状だという事。噛まれた瞬間にアブやブヨの成分が体内に入るので少しだろうが多くだろうがアレルギーを引き起こしてしまうそうです。
アブ、ブヨに刺されたその後の治療と対応は??
初期治療を現地でやったあとはどうすればいいのか?先生曰く、「アレルギーやから軟膏塗って時間経てば治るよ、蚊に刺されてもほっときゃ治るやん」と。
えー!!そりゃそうやけど!
というのは先生の冗談で「蚊に刺されたあと腫れたり痒みが出ても蚊の唾液が体に入る事で起こるアレルギー反応。ただ蚊はたくさん刺されるので抗体が出来ているので症状が軽く出てるだけ。アブやブヨに刺される回数が少ないので身体にアブやブヨに対する抗体がなくアレルギー反応が強く出てしまって症状がヒドくなる」という事でした。
なるほどなー!めっちゃ勉強になるわー!先生!!
という事で先生のその後のおすすめ治療としては抗アレルギー薬の内服でした!上記の内容を参考にしてアブかブヨに刺されたかも!と思ったら病院で抗アレルギー薬とかゆみ止めを処方してもらいましょう。
今回処方してもらった薬はこちら
私も今夜から薬を飲んで様子を見たいと思います。まずは刺されない事対応と刺された時の対処を覚えておいてもらって楽しいキャンプLifeを!
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