キャンプ初心者その9【タープを張る為のロープⅡ】

初心者向けシリーズ

前回もう少し紹介したいロープワークがあったんですが長くなったので第2弾。オーソドックスなヘキサタープを立てる事を前提に解説して行こうと思います。覚えてれば便利なロープワークなので興味ある方はぜひ見てください。

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ロープワーク第2弾

タープポールの先端にはコレ!【二重8の字結び】

タープを立てる時タープポールの先端にガイロープをつけます。その時に輪っかを作り引っ掛けるんですがその時に使える結び方です。タープポールにつけるガイロープはとても重要です。ヘキサタープの場合、ポールが倒れると全体が倒れる事に!そうならないように普通の丸結びより強度が強く結び目が硬くならない二重8の字結びを使いましょう。

まずは先を二重にします。

※写真では分かりやすように二重の部分を長めにしてますが短くて大丈夫です。

そこからグルっと
今度は下を回してグルっと回して8の字を作ります
先を最初の輪の中に入れて
長さを調整して完成です。

 

木などにロープを結ぶ時に使える【二重止め結び】

木にロープを結ぶ際、結んでる間にロープがたるんだりロープにテンションがかかってないと下がってきたりして結び終わって見るともっと高く結ぶつもりだったのにと思う事があります。

そんな時にはコレ!二重止め結び!結び目を作ったらぎゅーっと絞って行く事が出来、その上強度もばっちり。タープを張ったり木にロープを結ぶ時はぜひ。紹介している結び方は本来の結び方を少しアレンジして解きやすくしたバージョンです。ロープワーク覚えた時にどこかの本で読んだか記事を見たかなんですけど、どこでアレンジしたバージョンを勉強したのか分からなくなっちゃいました。私が勉強したサイトがあれば載せようと探したんですがすみません…

まずは結びたい物を一周させてクロスを作ります。
そこから先をクロスの上をグルっと一周
同じようにもう一度

クロスの上を2周させたら先を曲げ蝶々結びの要領で2周させた輪の中に先の折り曲げて折り曲げた部分だけ通す※ここがアレンジ!本来の二重止め結びは先を全部通しちゃいます!

そこでぎゅーっと結び目を絞ると完成!
結び目を持つを輪っかを結んだ物へスライドさせると
輪っかがしぼんで外れないようになります。結び目を作ったあとに高さを調整出来るのがいいですね!
外す時は結び目を作った時に通さず残しておいた先を引っ張れば簡単に外れます

文章で説明すると難しいので動画の方が分かりやすいと思います

 

続きまして結ぼうと思った時ガイロープが短いっ!となった時の結び方

ロープとロープを結ぶ【二重テグス結び】

この結び方はクライミングなどでも使われる信頼度の高い結び方です。力がかかって解けると困る時などはこの結び方を使いましょう!ビニール紐など滑りやすい素材でも摩擦が大きくしっかりと結べます。デメリットとしては結び目が大きくなるや解きにくいなどありますがしっかりとロープを繋ぎたい時は二重テグス結びを使いましょう!

まず先を重なるように置きます
一方のロープをもう一方に巻きつけます
二重に巻きつけます
巻きつけた二重の輪の中に先を入れます
そこで縛ってしまいます
この状態になったら反対側も同じように
二重に巻きます
二重の輪の中に先を入れ
縛ります

両方を縛ったらもとを持って左右に引きます。

お互いの結び目が引っかかり取れないようになります。これで完成

 

 

キャンプで使えるロープワークはとりあえずここまで。やってみると頭がこんがらがってしまいますが何度か挑戦すると必ず出来るようになると思います。ブログ書いてる間に新潟で震度6の地震がありましたがこうしたロープワークは災害時にもとても役に立ちます。一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

皆さんのキャンプLifeが楽しく快適にはじまりますように!

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