キャンプ初心者その８【タープを張る為のロープ】

タープを張る時に大切なロープ

基本的にタープに付属しているので買う必要はなさそうに思うがキャンプにはトラブルが付き物。私の場合ポールにかけたガスランタン触れてランタンの熱で切れてしまったり前の撤収時に無くして足りなかったりした事があります。

必ず予備のロープ準備して行こう！

ロープはどんなロープが必要？？

一般的ガイロープやガイドロープ、ガイラインと呼ばれる物がタープやテントを張るのに適したロープです。似た物でパラコードと呼ばれる物があります。パラシュートに使われていたロープなのですが最近は本物のパラコードの強度はない装飾用の物も出回っておりパラコードは避ける方が無難。

ガイロープと検索すると色んな太さや長さが出てきますが太さは4mmか5mmあれば耐久値にも問題無さそうです。長さは4〜5mあればタープのメインポールにも使えるのでいいと思います。

おすすめガイロープ

ガイロープはいい物を使おう！最近では100円均一などでも売られているがテントやタープの固定に使うガイロープはちゃんとした物を使う事をオススメします。

テンマクのガイロープは自分で好きな長さに調整可能ガイロープはハサミやナイフで簡単に切れますが切り口がほつれてくるのでガイロープの長さを変えた際には必ずライターなどで切り口を炙りほつれないように加工しよう！

ガイロープの使い方

ポールやタープに結びつけペグでロープを固定すると言うのがガイロープの基本的な使い方です。ですがキャンプでは基本的な使い方だけで終わる事は少ないです。例えばペグダウンするとサイトからはみ出しちゃうので木に結ぼうとか水遊びの後、水着を干す為にロープを張ろうとか色々工夫する事があります。ここで大事になるのがロープワーク。毎回の設営、撤収が楽になるように少しずつロープワークを覚えて行きましょう！

ロープワークの王道【もやい結び】

まずはこれを押さえましょう！結びやすいのに引っ張る力には強い！その上結び目が硬くなっても解きやすい。元々は船を繫ぐ際に使われてた結び方でタープやテントに張り縄を取り付ける時に役立つロープワークです。

	まずはタープのガイロープを取り付ける所にロープを通します。
	次にタープに通っていないもとの方で輪っかを作ります。 ※ロークワークではロープの先端を「さき」手元の方を「もと」と呼びます。
	そしたらロープのさきを輪っかの下から上へ通します。
	次に輪っかの手前のもとの下も通し
	上から輪っかの中へ入れ込み
	縛れば完成！見やすいように写真撮ってると輪が大きくなりましたがタープにつける際はもう少し小さい輪でOK。 輪の大きさは縛ったサイズに固定されます。

キャンプで一番使える【自在結び】

自在結び　その名の通り自在に長さを調整出来ます。タープやテントを張る以外にも木と木の間にロープを張ってシュラフを干したりする時にも使えるロープワーク。本当に便利なロークワークなのでぜひ覚えておき、キャンプでささっと女子の前で披露したいところ。

タープに付属しているガイロープには基本「自在」がついています。自在とはロープの長さを調整する道具です。

	穴が二つ空いている金具で少し角度がついている事でロープが止まるようになっています。 穴が３つ空いてる自在もありますが使いにくいので穴２つのアルミ製の自在がオススメ
	調整する時は金具をつまみ上下させる事で長さを調整できます。

自在結びはこの自在金具がなくても同じように長さを調整出来るロープワークです。もし自在金具を紛失したり壊れたりしてもこれさえ覚えてれば大丈夫！一見難しいように見えますが家にある紐を柱などに結んでみたりするとすぐに結べるようになります！

【自在結び】

	外より家の中の方が写真が見やすかったので椅子の足に自在結びをやって説明します。 まず結び目を一つ作ります。 グルっと丸結びをします。 この時「さき」を長い目にしておきます。
	「さき」を「もと」紐に巻きつけます。 この時手前から結び目に方に巻きます。
	上と同じ手順でもう一度巻きます。
	２周巻いたらぎゅーと下に引き結び目を作ります。
	「さき」を折り返し「もと」に巻きつけ次は１周で結び目を作ります。
	完成！
	手前に作った結び目を持ち前後する事でロープを緩めたり張ったり出来ます。

今回はタープを張る為のロープについて書かせて頂きました。ロープワークについては少し難しいかもですがロープワーク覚えてると本当に便利なのでぜひチャレンジしてみてください！

ロープワークを覚えて一つ上級者のキャンプLifeが始まります様に！