デイキャンプに行く為にリビング用品を揃えるにあたりタープについて基本的な事を書いていきたいと思います。
タープは強い日差しや急な雨に対して避難出来るような場所を作る為に設営します。自然に簡易リビングを作るイメージです。タープをたてる事によりキャンプがより快適で楽しいものになります。
リビングスペースの重要性はこちらの記事を!↓↓
知っておきたい!タープやテントに使用されている生地について
タープ、テントには色々な生地が使われておりそれぞれ特徴やメリット、デメリットがある。タープ、テントに大事なのは耐水性、遮光性、通気性であるが生地の種類で性能や金額が大きく変わって来るので生地の特徴も含め覚えておくといいでしょう。
ナイロン
一番軽く、柔軟性がある素材です。ポリエステルよりも軽く、登山用テント等に使用されています。デメリットはコスト面で、ポリエステルよりもかなり高価になります。火には強く、自己消化性のものが多いのも特徴です。
ポリエステル
テント生地に使われる最も一般的な素材です。吸湿性が低いため乾燥が早く、コストパフォーマンスが高いため、多くのテントに使われています。火には弱く、火の粉が当たれば一瞬で穴が開きます。
コットン
自然な風合いがかっこいいコットン。通気性が良く、結露に強い素材です。一般的な科学繊維と違い、コーティング加工が施されていません。
水分を含み膨張することで水を防ぎますが、水に強いとは言えず、また濡れるとその分重くなります。通常の雨程度ならしのげますが、使用後に乾燥させないとカビが発生しやすいという弱点があります。火には強く、多少火の粉がついても穴が開いたり、燃え広がることがありません。
ポリコットン T/C
トレンドのコットン混紡素材の一つで、ポリエステルとコットンを混ぜた素材。割合はさまざまで、特徴も変わります。コットンの長所とポリエステルの長所を同時に持ち、軽量でありながらコットンの風合いを楽しめます。一般に耐水圧は低く、雨に強い素材とは言えません。
T/Cというのはテトロン / コットンの頭文字でテトロンというのはポリエステルの商標。
今大人気のサーカスTCのTCはこのTCですね!
【耐水性と遮光性】について
【耐水性とは】
テントやタープによく表記がある耐水圧とはなんでしょうか?
たとえば耐水圧3000mmの場合を考えると生地の上のに1平方cmの柱を立てて水を3000mm(3m)の高さまで入れても耐える事が出来るという事です。
一般的に耐水圧が1500mmもあれば強い雨にも耐えられると言われています。ですが耐水効果は劣化してくるものなので余裕がある耐水圧表記の物を選びましょう!
【遮光性について】
遮光性についてはタープの布の厚さと色が影響します。
一般的にナイロンはT(タフタ)、ポリエステルはD(デニール)で表します。
T(タフタ)は繊維の密度を表し、1平方インチ内の縦横合わせた繊維の本数を表示しています。すなわち190Tなら、1平方インチ内に縦横合わせて190本の繊維が織り込まれていることになります。
次にD(デニール)は糸の太さの単位で、約9,000mで1g=1Dとなります。210Dは、約9,000mにした時250gの重さになる糸を使用しているということです。
基本的には比べられないのですが、通常の場合190Tは70Dと同じ程度の厚さとなり、どちらも数字が大きくなるほど厚くなります。
数字が大きくなるほど遮光性は高くなりますがその分重量やパッキングサイズが大きくなります。一般的なキャンプ用品では68D 75D 150D 210Dなどがあります。軽量重視な登山様のテントなどは30D 40Dなどが使われます。
また色についてですが色の濃い方が遮光性が高くタープ自体の温度は高くなりますがタープの下は涼しいという事になります。
タープの種類
タープの種類は基本的に4種類ありそれぞれ特徴があります。タープを買う際にはそれぞれの目的にあった種類を選択してください。
【ヘキサタープ】
上から見ると6角形なのでヘキサゴン→ヘキサタープと呼ばれる
特徴は構造が簡単で設営がしやすく初心者にもおすすめのタープです。小さい物なら2〜3人大きい物なら5〜6人に対応しています。またアレンジも多くプライバシーを守りたい時や開放的に使いたい時などサブポールを使用して色んなアレンジも可能。それに流線型の形がきれいで見るだけでキャンプ感がしてワクワクしますよね!私だけ??
おすすめヘキサタープ
【スクエアタープ】
スクエア(四角)長方形のタープです。
特徴は長方形で面積が大きく中心の長いポール2本とサブポール4本を使用すると出入りも快適な大きなリビングスペースが確保できます。ただポールを6本使用すると設営が大変!大人数で一気に設営するのがいいと思います。グループキャンプにおすすめのタープです。もちろんサブポールをうまく使って色んなアレンジも可能。
私は背が高いので出入りしやすいように開放的に設置しちゃいます!
【スクリーンタープ】
他のタープと比べ自立式でテントに近いタープ。開放感は少なくなるがプライベートの確保は抜群!夏の虫からもばっちりブロック!冬は窓をしめて暖房器具を入れると温度も確保でき、快適に過ごす事が出来る。12月にスクリーンタープ内でお鍋キャンプをしましたがタープ内はホカホカでした。
【ウィング(ひし形)タープ】
軽量で設営しやすく持ち運びが便利なタープです。ソロキャンパーやツーリングキャンパーに多く愛用されています。テントと結合したりとアレンジも豊富。ただタープの面積の面積は少ない。
今回はタープについて基本的な考え方から表記されている商品仕様の見方まで説明しました。
スタイルにあったタープを選び皆さんが楽しいキャンプLifeを始められます様に!
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